1973-05-11 第71回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号
また、時間がありませんから一緒に聞きますけれども、米原町の地域内にございますところの日比野金属工業という会社がございます。これはアンチモンをつくる工場でありますが、全国の六、七割を生産するアンチモンの製練工場であります。これが天野川という川を通じてこの工場汚水が琵琶湖に流れておる。天野川のアユはもうとれなくなったという状態でございます。
また、時間がありませんから一緒に聞きますけれども、米原町の地域内にございますところの日比野金属工業という会社がございます。これはアンチモンをつくる工場でありますが、全国の六、七割を生産するアンチモンの製練工場であります。これが天野川という川を通じてこの工場汚水が琵琶湖に流れておる。天野川のアユはもうとれなくなったという状態でございます。
だから、そんなことを言っておりましてもしようがない問題で、早く解決しなければいけない問題でございますから、ぜひ先ほど言われたところの日比野金属のアンチモンの公害の問題、さらに彦根の汚染米の問題草津の汚染米の問題、PCBにフェノールにアンチモン、これだけが地域的にいま大きい問題になっておりますから、厚生省なり環境庁によって、早急に解決できる方向へ全力を尽くしてもらうということにお願いしたいと思うわけです
○山本説明員 米原町の日比野金属によるアンチモンの環境汚染の問題でございますが、私どもも昨年から、県からいままでの事情を伺いまして、特に住民検診を行なっておられたわけでございますが、地域の住民とも私参りまして話し合いをいたしました。今年度におきましては、工場の周辺二町、四部落につきまして約一千七百八十九名の検診を県によって計画をさせました。